子育ての合間の小さなご褒美。カフェと美容で心を整える永遠の25歳ママの時間。

気づけばもう7月。
夏の気配が近づいてきて、洗濯物がよく乾く季節になった。
息子は毎朝「今日も暑いね〜」と言いながら、
水筒を手に元気に登校していく。

1学期の終わりが見えてきたこの頃、
運動会も終わって、少しずつ学校生活にも慣れてきた息子。
その一方で私は、
ようやく「自分の時間」を少しだけ取り戻し始めた気がする。

最近の小さな楽しみは、カフェ時間
家事を終えて、スーパーの買い物のついでに
ふらっと立ち寄る駅前の小さなカフェ。
お気に入りは、氷がゆっくり溶けていくアイスカフェラテ。
窓際の席でぼんやり人の流れを眺めながら、
スマホを見たり、次の記事の下書きをしたり。
たった30分なのに、その時間があるだけで
気持ちがすごく軽くなる。

昔は「カフェでゆっくりなんて贅沢だ」と思っていたけれど、
今はそれが“心のメンテナンス”になっている。
ママが笑顔じゃないと、家の空気も重くなる。
だから、自分を整えることは
家族のためでもある――最近そう思うようになった。

そしてもうひとつ、美容の時間も少しずつ楽しんでいる。
SNSで見つけた「ヘッドスパ専門店」がずっと気になっていて、
ついに先週、思い切って予約してみた。

久しぶりに一人でサロンに行く道のり。
息子が赤ちゃんだった頃は、
美容院に行くのも一苦労で、いつも“カットだけ15分仕上げ”が定番。
だけど今回は、久しぶりに「自分のため」に時間を使った。

シャンプー台で頭を預けると、
ふわっとラベンダーの香りがして、
あたたかい手がこめかみを押してくれる。
目を閉じた瞬間、まるで遠い温泉地にいるような錯覚。
「疲れがたまってますね」と言われて、
思わず「ですよね…」と苦笑いしてしまった。

施術が終わって鏡を見ると、
髪のツヤが戻っていて、なんだか顔も明るく見えた。
「ママ、今日なんかいい匂いする!」と息子に言われて、
ちょっと照れながらも嬉しかった。
こういう小さな変化が、
自分を取り戻していく第一歩なのかもしれない。

カフェでひと息つく時間、
美容でリフレッシュする時間、
そして夜、息子が寝静まった後にブログを書く時間。
どれもほんのわずかだけど、
“誰かのママ”じゃなくて“自分”に戻れる大切な時間だ。

最近、「ブログ読んでます」と言ってくれる人はいない。
アクセスも相変わらず少ない。
でも、書くことで私は少しずつ強くなっている気がする。
自分の思いを言葉にして、
過ぎていく毎日の中に小さな幸せを見つける。
それが今の私にとって、
いちばんのご褒美なんだと思う。

子どもが成長していくのと同じように、
ママだって少しずつ変わっていく。
“誰かのため”ばかりじゃなく、
“自分のため”の時間を持つことを、
これからも大切にしていきたい。

今日も息子は寝る前に「明日はプールだよ!」と嬉しそうに話していた。
私はその笑顔を見ながら、明日の朝のタオルを準備する。
忙しい毎日だけど、
こうして一日の終わりに“自分の時間”を味わえることが、
何よりの幸せだと思う。

次のご褒美時間は、
お気に入りのカフェで本を読むことにしよう。
ラテの香りに包まれながら、
“永遠の25歳ママ”としての時間を、
もう少しだけ楽しみたい。

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