9月の風が少しだけ涼しく感じる朝。
長かった夏休みがようやく終わり、今日から新学期。
「ママ、行ってきまーす!」
元気いっぱいの声とともに玄関のドアが閉まる。
その瞬間、家の中が“しん…”と静まり返った。
――あぁ、この感じ、久しぶり。
リビングに残ったのは、朝食の食器と、ほんの少しの静けさ。
エアコンの音がやけに心地よく感じる。
この2か月、息子の声と笑いと「ママ〜!」の呼び声で満たされていた我が家。
楽しかったけれど、正直、ママのエネルギーは限界ギリギリだった。
だから今朝、ひとりになって最初にしたことは――深呼吸。
ただ静かに、何も考えずに。
コーヒーを淹れて、椅子に座って、
久しぶりに“自分の時間”を取り戻した気がした。
この夏は本当に体力勝負だった。
暑さに寝不足に外出続き。
気づけば食事も簡単なものばかりで、
水分も冷たいものばかり飲んでいた。
最近、朝起きるとなんとなく体が重くて、肌もくすみがち。
夏の終わり特有の“疲れ”が、じわじわ押し寄せている。
だから今日からは、少しずつ“健康”を意識してみようと思った。
まずは朝の白湯。
SNSで見かけてなんとなく始めたけど、
意外とこれが良い。
寝起きの体にじんわり染みていく感じがして、
飲んだ瞬間、内側からほっと温まる。
冷たいものばかり飲んでいた夏の反省を込めて、
今はできるだけ体を冷やさないように心がけている。
次に意識したのが姿勢と呼吸。
夏休み中、スマホ片手にソファでダラダラする時間が増えて、
気づけば背中が丸まりがち。
それが肩こりや頭痛の原因になっていたみたい。
だから、息子が学校に行っている間にYouTubeで見つけた
「簡単ストレッチ5分」動画を再生して体を動かしてみた。
背伸びをした瞬間、体の奥の疲れが“ミシッ”とほぐれる感じがして、
思わず「あぁ〜」と声が出た。
そして何より大切にしたいのが、食のリズム。
夏は息子優先のメニューばかりで、
自分はつい残り物で済ませていたけれど、
今日は久しぶりに自分のためにお昼を作った。
玄米ごはんに味噌汁、焼き鮭と冷ややっこ。
たったそれだけなのに、心が落ち着く。
体が求めていたのは“派手なご馳走”じゃなくて、
こういう素朴なごはんだったんだと気づく。
午後、ふと鏡をのぞくと、
少し顔が明るくなった気がした。
肌も少し落ち着いて、
“整っていく自分”を感じるこの瞬間が、
なんだか嬉しい。
ママって、家族の中心で回している存在だけど、
自分のことは後回しにしがち。
でも、こうして少し立ち止まってみると、
「ちゃんと自分を大事にしていいんだ」って思える。
健康も、美容も、無理に頑張らなくていい。
1日1つでも、“自分のための小さな習慣”を続けるだけで、
少しずつ日常が変わっていく気がする。
夕方、学校から帰ってきた息子が、
「ママ、今日ね、給食またカレーだったよ!」と笑った。
その笑顔を見て、「あぁ、やっぱりこの日常が好きだな」と思う。
夏の慌ただしさを抜けて、
また新しい季節が始まる。
健康を意識して、心も体もリセット。
永遠の25歳ママは、また少し元気を取り戻した。
――明日もきっと、朝の白湯から始めよう。
静かな時間を味方にしながら、
笑顔でいられる毎日を続けていきたい。

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