息子の初めてのプール授業。成長が嬉しいのに、心配が止まらないママの一日。

7月に入り、いよいよ夏本番。
ランドセルに入る水筒の中身も、朝からすでにぬるくなってしまう季節。
そんな中、息子の小学校では“初めてのプール授業”が始まりました。

入学してからずっと「早くプール入りたい!」と言っていた息子。
毎日「あと何日でプール?」と聞いてくる姿が可愛くて、
その無邪気さに思わず笑ってしまう日々。

でも、ママの心の中は正直ドキドキ。
だって、小学校のプールって、
小さな子がたくさん一緒に入るし、
「水が怖い子もいるって聞いた」「溺れたニュース」なんて言葉を思い出して、
つい心配してしまうのが母の性。

「大丈夫かな」「寒くないかな」「先生ちゃんと見てくれてるかな」
そんな考えばかりが頭の中をぐるぐる回る。
まるで、自分がプールサイドにいるような気持ちになる。

前日の夜、息子が嬉しそうに
「ママ見て!水着ちゃんと着れるよ!」と見せてくれた。
まだ少し大きめのスクール水着に、
ぷくっとしたお腹がちょこんと出ていて、
笑いながら「ちゃんとタオルも持っていくんだよ」と何度も確認した。

朝の準備では、水泳帽に名前を書き直して、
「タオルにゴムつけて!」と言われて慌てて縫い直した。
子どもって、前日に言ってくる率100%ですよね…。
針に糸を通しながら「こういうのもあと数年かな」なんて、
しみじみしてしまった。

いざ当日の朝。
息子はテンション全開で登校。
「ママ、泳げなくても平気だよ!顔つけられるし!」と自信満々。
その言葉に、私は思わず笑って「うん、楽しんでおいで」と見送ったけど、
心の中では“無理しないでね”って何度もつぶやいてた。

昼過ぎ、私は仕事と家事の合間に、
ふとスマホの時計を見て「今ごろプールかな」と考えていた。
青空の下で水の音が響いている光景が浮かんで、
心の中で「ちゃんと笑ってるかな」と祈るような気持ちになる。

そして帰宅後。
玄関を開けた瞬間、息子が元気に叫んだ。
「ママ!プール超楽しかった!!」
顔が日に焼けて、髪が少し濡れてて、
それだけで安心した。

「ちゃんと浮けた?」「水飲まなかった?」と質問攻めにする私に、
息子はケラケラ笑いながら「ちゃんと平気だったよ!」と胸を張った。
「先生に“上手だったね”って言われた!」と自慢げに話す姿に、
なんだか涙が出そうになった。

たった一回のプール授業なのに、
こんなにも成長を感じるなんて。
あの時、手をつないで水たまりを歩いてた小さな手が、
今では水の中を自由に動かしてるんだなぁ。

夜、寝る前に息子が言った。
「ママもプール入ればいいのに!」
「いや、ママはもう泳げないよ」と笑うと、
「じゃあ僕が教えてあげる!」って言われた。
なんだかその一言が、胸の奥にじんわり沁みた。

子どもの成長って、
ほんの少し目を離しただけでどんどん進んでいく。
いつか「ママ見て!」じゃなくて、
「ママ、ちょっと待っててね」って言われる日が来るんだろう。

その日まで、私はきっと、
心配しながらも見守ることをやめられない。
そしてそのたびに、
「大丈夫だよ」と自分に言い聞かせながら、
小さな手を少しずつ離していくんだと思う。

今日もブログを書きながら、
息子の寝顔を見ている。
水の中で頑張った小さな体が、
安心しきったように眠っている。

――心配は、愛の裏返し。
母って、そういう生き物なんだと思う。

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